僕たちのそれから
僕たちのそれから
ひろい校庭の隅で三人は黙り
未来の形を小石で描いていた
消しゴムほどの 確信だけが
石灰線の先へとつづいていた
君は 遠くを見過ぎる癖があり
友は 笑って 現実を呼びだし
僕は その間で 名もない橋を
壊さぬように 渡ろうとしてた
大人になることは増えるのではなく
減らさないものが残っていくことだ
最近になって ようやく判ってきた
今も走れずに 立ち尽くす電柱の
三つの影が 支え合っている
生きる重さを 軽くはしないままに
僕たちのそれから
ひろい校庭の隅で三人は黙り
未来の形を小石で描いていた
消しゴムほどの 確信だけが
石灰線の先へとつづいていた
君は 遠くを見過ぎる癖があり
友は 笑って 現実を呼びだし
僕は その間で 名もない橋を
壊さぬように 渡ろうとしてた
大人になることは増えるのではなく
減らさないものが残っていくことだ
最近になって ようやく判ってきた
今も走れずに 立ち尽くす電柱の
三つの影が 支え合っている
生きる重さを 軽くはしないままに
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