僕たちのそれから

僕たちのそれから
 

ひろい校庭の隅で三人は黙り
未来の形を小石で描いていた
消しゴムほどの 確信だけが
石灰線の先へとつづいていた

君は 遠くを見過ぎる癖があり
友は 笑って 現実を呼びだし
僕は その間で 名もない橋を
壊さぬように 渡ろうとしてた

大人になることは増えるのではなく
減らさないものが残っていくことだ
最近になって ようやく判ってきた

今も走れずに 立ち尽くす電柱の
三つの影が 支え合っている
生きる重さを 軽くはしないままに
 
 
 

投稿者

東京都

コメント

  1. “未来の形を小石で描いていた”
    とても好きだなと思ったフレーズです。
    夜に忍び込んで、今も走れずに立ち尽くす電柱の手を取り、共に駆け出してみたいなと思いました。

  2. @たちばなまこと さん

    @たちばなまこと さん
    小石に気づいてくださりありがとうございます。
    今回は今までいいなぁとおもっていたよくある
    ふつうのワードをちりばめて 書いてみたのだ
     
    久しぶりですね。ご多忙のところコメントして
    くださり感謝感謝です。 

    電柱は大地に根を生やしているので力技かもですが
    光を使って影ならば、お持ち帰りできるのかもです。
    直ぐに気づいて白ける方もいたかもしれなかったので
    今回は全体的には3部作になる予定だったのですが
    ピザは熱いうちに食べないと勿体ないからここで止まってもいいか と
     
    構成はドミノとピザハットとピザーラの3部作で、
    私がピザーラ(この前久しぶりに注文して美味しかったので
    フォーシーズからフォーシーズンズの四季でやっとスタート

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