心感デッサン『病む心』

心感デッサン
2026.1.25
   By frogmorton   
『心の病』

天からの 斜陽を 恐れる 様に
 若者 背を向ける

病んだ 闇から 様々な 悲痛声
 細く か弱き 蒼白い 無数 の 手群

-助けて、助けて-

死すら 訪れぬ こぼれ落ちる
 打ち上げられた 魚の如く

荒い 呼吸 激しき 乱れ脈
 ”答え” は 出ぬまま

救う術すら わたくしの
 手 には 無いのか…

彼らの 『気付き』 を
 見守るしか 無いのだろうか…

掴む 藁(わら)すら 失く
 底無し沼へ と 足は 取られ

わたくし 然り
 『死』よりも 恐ろしい ”苦”

此の 『恐怖は』
  ”現実” なのだ

烏 を 視て 不吉と 思うか
 彼等の 目 は 丸くて

   -とても、純粋 で ある-

開眼 前の 己 と 同じ
 その辛き ”業” を 天から 授かった 運命

此の世が 天国 に なり得るか
  -地獄 の 一丁目-

我が『魂』は 天 の 斜陽 を 浴びて
 妙に 優しい 眼差しで

春の 伊吹を 待つ
 枯れた 枝 の 上 に

透き通る 程の 冬 薄青空
 粉々 の 心 一枚

『そう、ヒビ割れ など 一切 ない 
“冬空 映す 一枚” と 成ってゐた…』

投稿者

東京都

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