拍節

かけっぱなしの
オレンジ色のTシャツがなめらかに
わたしを見ないようにして見ている

揺らめく気持ちと降りしきる動き
不穏な昼夜
体のそこから 開いた穴から
鳴るような感情だったら
先に食べてみて
だまされるかどうか
お皿はいつも前にある

こころのおかわりはありますか

手のひらいっぱいの
パルスが

まだ嵌まっていない
パズルが

どこかにある
春までの数え歌みたいに
拍子を生みながら

下げっぱなしの
オレンジに染まるTシャツが
明日もきっと見ないようにして見ている

投稿者

コメント

  1. ところどころすてきなんですが、

    こころのおかわりはありますか
    この詩の、この表現に、ああ、と感動しました。こころのおかわりって!

  2. @こしごえ
    さん
    コメントどうもありがとうございます。

    こころってやっぱり生きていたら体もですけど、消耗してまた渇望するんですよね。
    欲は尽きないもので。
    春まであと何拍子かな?という思いで書いてみました。

  3. “なめらかに〜見ている”
    興味深い視点だなと。
    思考の往復のことなのかなと思うのですが、キャンディボトルがたくさん並んでいるポップでカラフルな情景を想像しました。
    一言でいうなら「かわいい」です。

  4. いくつか、勝手な物語を想像してみました。ところどころにアクセントがありますね。オレンジ色のTシャツ、こころのおかわり、パルス、パズル…、どんなふうに結びつけようか。詩を読む楽しみですね。

  5. @たちばなまこと
    さん

    コメントどうもありがとうございます。
    並んだキャンディボトル、たしかに、わあ、可愛いです。
    何を入れていこうかな、と思わせてくれるたちばなさんの彩躍るような観点・想いがうれしいです。
    考えというか心象が、ずっと幼いのかもしれません。
    もう少しそこは課題かなと自分でも思います。

  6. @長谷川 忍
    さん

    コメントどうもありがとうございます。
    そうですね、一つ一つのフレーズを
    まあるく囲んでつなげてみたり、楽しく眺めてみて
    何かを感じて頂けたら幸いです。

コメントするためには、 ログイン してください。