綿毛がゆれて

「綿毛がゆれて」

丘ではぐれたタンポポの
綿毛がゆれてどこへゆく

泣いて疲れた石道の
母を追いたる子の影か

涙は蒼く濡れたまま
今も心に潜み居る

いつか私も星になる

はるか夜空の旅に出て
あなたに辿り着くだろう

あなたの胸ですやすやと
赤子のように眠るだろう

丘ではぐれたタンポポの
綿毛がゆれてどこへゆく

どこまでも
どこまでも

黄色い星を尋ねゆく

投稿者

長野県

コメント

  1. まるで 童謡のようですね。
    おだやかな語り口に、こころが安らぎます。^^

  2. こしごえ 様
    小さい時の母の記憶はあまりないのですが、その時の心境を思い出しながら詠んでみました。
    確かに童謡のような世界がありますね。とても嬉しいです。
    コメントありがとうございます。

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