かーねーしょん
このあかいはな、
かーねーしょん。
すごくいきしてる。
すみから すみまで
みちて
ひかってる。
おうさまのかお。
かってきたきのうは
たいしたことないはなだと
おもってたのに
ひとばんで
へやのくうき ぜんぶすって
かーねーしょんにして
ぜんぶはきだしてみたしてしまった。
みよ、このざわめいたいろ。
すごくいきしてる。
すごくはりだしてる。
へやのまんなか
このあかいはな
かーねーしょん。
○
かーねーしょん。
このへやでは
おうさまなのに
すごくいきしてるのに
もし
かびんからひきぬいて
あそこにほりだしたら
すぐもみくちゃにされて
たたきつぶされんだろな。
どこってあそこ。
渋谷駅。渋谷駅の。あの交差点。
あふれるひとむれ
こうさするひとむれは
みんな ほとんどめしいていて、
ま
くるったうしみたいなもので
かーねーしょんのよちさえなく
はてしなくぶっしつだから
ま
しかたないのだけれど、
かーねーしょん。
こんなにもおおしいのに かれんなのに
はなびら くき あかいいろ すいこんだひかり
あそこなら
ぜんぶこわされるのが
おちだろうけど でも
かーねーしょん。
おまえとちがって
あわれにめしいた ちあのーぜのうしたちは
どこのくにの
おうさまでもないのだ。
コメント
なんだか映像を見ているみたいでした。エロいかんじもした。
@花巻まりか さん
コメントありがとうございます。自分で考えもしてなかったので、エロいかんじ!?笑と思いましたが、読み返すと確かにだんだんそんな気もしてきました。視点ですね。本人としては、生命の蒸れる感じとそれが哀れに壊される感じのことかなあと思いましたが、花巻さんはどういう感じでしょう。答えたくなかったら返信不要ですが、もし差し支えなかったら教えて下さい。