炎の建国

炎の建国

必要であるものとは事実として建国である
梨の木から事実がこぼれ落ちて、君自身が困惑である
モスリンの声が立って、火縄銃に点火する
感覚している弥陀の本願、室内からのくぐつの声に
やまとうるはし、やまとたたなづく
必死であるものは事実として落城である
化粧した君が納戸の奥に煙となる
ジャイナ教の煙が土の神殿にマダム・エドワルダ
そして奇妙に思われるのは、アカシアの端正な姿です
こころからの祝福に、世界は脱帽し、つばをはく
やまとうるはし、やまとしんすいし
この金毘羅山のエネルギアする小舟にぷかぷかと
自身の運命であれば、フォントギアする大阪湾に
魂が交差する点描する絵画的アシューメント
パラダイスにはホトケノザ、焼酎のお湯割りで乾杯せよとか
自身の認識は、すなわちウルトラマリンにおおぼけこぼけ
その解体新書に、レモンイエローのハハコグサする
諸君の命はトカラ列島に推参するべきと、オオナムチは言う
いとこんにゃくのタラバガニの茶漬けの深夜二時
こわいものはなく、こわれるものはなく、こわいかにソレイユ
さむらい的なちょんまげ的なはげあたまのキサラギに
我は神格する大大的に神格するこのハバロフスクのレクイエム
光子の働きのその波の至るところで、粒子です
そして我が戦団は太平洋に進軍するばかり
カムチャッカ半島を遥かに過ぎて、オムロンの沖で敵戦団と遭遇す
ここに歴史的戦闘は開かれる
カマキリとカエルとトノサマバッタが血を血で洗うこの歴史
人類はかくして亡びの一本道をアンチバルトへと向かう
過ぎ越しのイマイズミの最後通告の宇宙からの指示書です
かくしてテレビ放映された時にはわたくしは水に隠れて
そのあさましく、そのてれんてくだと、おおきくかたむいて
ばっさりと巨木であるものはその場に倒れたのです
神経的にはがんがんと鳴り続けているものです
そして細くたなびく盆地に水の形容詞がみたされていく
バルカンの船に乗せられて、前方後円墳にみちびかれ
神田明神のおふだをいただいて、ほらここに君が見るもの
この日本列島の白頭鷲のアパラチア山脈の甲子園に
野球少年たちがボールを持って、あいうえお、からかうのです
君たちが戦争に行くのはもう少し後で
それから死者のための〈巨大な施設〉が用意されている
何回もそのような愛情の傾きが、四国の山にとどけられ
雲はもう確かに山脈のとぎれとぎれに歌い出す
国家の愛であるところには、この旗をひるがえす
地上のスマイルではなくて、死の場所にこの旗を立てて
そこからの船で大阪湾にこぎいでる
淡路島までの快適な船旅で
わたくしたちは国家です
その精神は百家です
いくらでもいと静かに
波と波止場にくゆらせる
この建国の炎です。

投稿者

岡山県

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