慣れという恐怖

あの叫びに慣れてしまった
あなたの苦しみに慣れてしまった
それは毎日毎日繰り返され
人の日常へと変化する

あの灰色の街は死体がたくさん転がっている
あの青空の下では子供が泣き叫んでいる

それに慣れてしまった人がいる
それが当たり前だと思っている人がいる

子供が泣いているんだよ?
家が燃えているんだよ?
戦闘機が空を覆っているんだよ?
爆弾が空を舞っているんだよ?
それに人は慣れてしまった
変わらないのは「また逃げなきゃ」という思い

ごめんという3文字の言葉を言えず
自分の思いを押し通すために
人は人同士の戦争をする
最初は小さなことだったかもしれない
最初は些細なことだったかもしれない
それが大きな戦争になるには時間はかからない
ごめんと謝れなかっただけで
ごめんと謝るのは負けだと思っただけで
人は世界を巻き込む戦争をしてしまう

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