あるツイテない、憑いている一日
満員電車でおもいっきり足踏まれて
紫色した髪の毛のおばちゃんには
聞こえよがしあからさま 舌打ちされて
駅に降りたら お腹が緊急事態
そんなときにかぎって トイレ大渋滞
からの トイレロールがカランコロン
立ち寄ったコンビニでサラダコーナー見ている
若い女の後ろを通ろうとすれば
とつぜん理由のわからない
まったくイミフな因縁つけられ
気持ちわりぃ と暴言まで吐かれ
お前もな、と云い返してやりたくて
ノドまで出かかったコトバ
詰まりそうになりつつ
どうにかこうにかやっとの思いで飲み込んで
帰り道
あとから
悔しいやらおっかないやら
なんなんだよあの女
ムカムカしながらイライラしながら
やっとのこと家に辿り着いて
持ってる荷物ぜんぶ放り投げ
着替えもそこそこ メイクも落とさず
ベッドに倒れ込んだら もう起き上がれない
こんな日はもう 笑うしかない
笑うしかない
誰かのせいにしたって仕方がない
どうしようもない
近所の飲み屋から漏れてくるヘタクソなカラオケ音
上階から聞こえてくるドスンドスンというすごい物音
深夜3時過ぎ 突然鳴りだす知らない番号からの着信音に
目が醒めたら眠れない
こんな日はもう 笑うしかない
笑うしかない
鏡の中のあたしの顔は
やや いや大分ひきつっている
目の下にはびっしりクマちゃん
まぶたも頬も浮腫んで
パンパン 風船みたい
ためしに針で突っいたら
パチンといい音立てて
弾けて吹っ飛ぶかしら
したらもちっと マシな顔になるかしら
な~んてね
そんなバカげたことでも云ってなきゃ
とてもとても
こんなどうしようもない夜を
ひとりでやり過ごすには
淋しすぎて心細すぎてたまんなすぎて
なんもかんも投げ出して
逃げ出したくなってしまうから
だからもう
もう笑うしかない
笑うしかない
もう笑うより
ほか
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