馬の耳に新宿
瓶の中に新宿があった
むかし捕まえて入れておいた
新宿は綺麗だった
たくさんの色や形や
囁きのような足音
甘い蜜みたいな匂いに溢れて
夜のネオンはきらきらしていて
ここにはきっと
心の美しい人しかいない
馬の耳元に瓶を近づけてみる
馬は何も聞こえないかのように
海のある方角を見ている
お互い年をとったと思う
それでも自分なんかよりも先に
いなくなってしまう
瓶の中に新宿があった
むかし捕まえて入れておいた
新宿は綺麗だった
たくさんの色や形や
囁きのような足音
甘い蜜みたいな匂いに溢れて
夜のネオンはきらきらしていて
ここにはきっと
心の美しい人しかいない
馬の耳元に瓶を近づけてみる
馬は何も聞こえないかのように
海のある方角を見ている
お互い年をとったと思う
それでも自分なんかよりも先に
いなくなってしまう
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コメント
その馬の耳には、一体、何が聞こえていたのでしょう。そして、一体、何が見えているのでしょう。
もしかしたら、その馬には、何も聞こえず、何も見えていなかった、のか?
お互い年をとったと思う
それでも自分なんかよりも先に
いなくなってしまう
そうかも しれませんね。
でも、私の場合、私の今日、私が、死ぬかもしれない。その時、死んで居なくなった私が、残した物は、何だったのか。もしかしたら、なーーんにも、私は、残してなんかいかないのかも、しれません。
でも、そうであっても、私は、悲しくなんかないし、さびしくもないだろうと思います。私は、今の今、生きている。いつ死んでも、いい。これだけで、十分です。
でも、もしかしたら、これは、大切な悲しみ、なのかも、しれません。
たもつさん、こういう思いを思わせてくれた、この詩に、感謝です。
拝礼^^