夜行列車に揺られて

わかっていても
さみしいときは ある

みなそれぞれの場所へ旅立ち
こうしてひとり
夜行列車に揺られていれば

ひとはひとりうまれて
ひとりさってゆく

そのことに
すっぽり包まれてしまう

どこを取っても
幸福な人生のくせして

ごめんね
だけど
それでいい

生きることは
だれも等しく
あり余る思い出と
どうしようもない孤独を
抱くことのようだ

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