たぬきのセンチメンタリズム

たぬきのセンチメンタリズム

なんにもなくなった
すっからかんで歩いた
夜道にたぬきが一人

どうでもよくなった
あっけらかんと乾いた
涙を掠るそよ風
月を仰げば
すっぽんぽんの心が
あらわれるようだ
サンタマリア

明日は雨が降りそうだから
傘を持とう
何も憂うことはない
そんな狸のセンチメンタリズム

誰でもいいんだ
話をしよう
リンリンと
聞こえてくるベルの音

なんにもなくなった
あぁなんにもないや
あれほど待ち望んでた
静かな夜を壊してしまいたくなった

明日は雨が降りそうだから
傘を持とう
何も憂うことはない
そんな狸のセンチメンタリズム

雨しんしんと
点り出す常夜灯
千鳥足で踊る
ランランラララ

ハレルヤハレルヤ
白妙の光に包まれ踊り踊った
そんな狸のセンチメンタリズム

投稿者

東京都

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