河川敷

 
朝露の結ぶ河川敷
 
疾走する中学生
 
息を切らし
流れる汗も輝いて
わき目も振らず
 
遠ざかる背
あの背を
追いかけたくなって
この朽ちていく体から
引きちぎられた心が
先を求めて
のばした指先
 
走り続けた影は小さくなり
重さを増した体は
縫い留められて
 
見上げる空に
赤とんぼの羽を透かす

投稿者

愛知県

コメント

  1. @ 汀尋(ていじん)
    さん
    痛々しい内容だとは思うんですが、表現が綺麗なので、そう感じさせないんです。

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