
透明人間の椅子(栃木・福島旅行記3)
透明人間のために
置かれた椅子がある
週に一度決められた時間に
四人の透明人間が集まる
時間を決めているのは
相手が来たのか
わからないから
お互いの生存確認をして
近況や悩み事の話をする
やがて程よい時間で解散し
再びそれぞれの生活へと
溶けていく
街中ですれ違っても
もちろん気づくこともない

透明人間のために
置かれた椅子がある
週に一度決められた時間に
四人の透明人間が集まる
時間を決めているのは
相手が来たのか
わからないから
お互いの生存確認をして
近況や悩み事の話をする
やがて程よい時間で解散し
再びそれぞれの生活へと
溶けていく
街中ですれ違っても
もちろん気づくこともない
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コメント
テーブルと椅子の、思わせぶりな間隔は、見えない何かが座っているような…。不思議な写真。透明人間の気配を察知したために、撮られたような写真です。
名古屋のある公園の昔の光景を思い出しました。
置かれたテーブルが将棋盤になっていて、それが何卓か置いてある。
将棋を指している人には出くわさなかったけど、使い込まれた雰囲気で。
今は奇麗な公園になってしまったようですが、どんな人が将棋盤を囲んでいたのかなと思いを馳せていました。