
ソフトクリーム(栃木・福島旅行記4)
皆さんはアイスクリームと
ソフトクリームの違いをご存知だろうか
言葉が容態を定義づけるならば
クリーム状の食べ物は共通するとして
アイスは冷たくソフトは柔らかい
つまりソフトクリームに温度は関係なく
柔らかなクリーム状の食べ物はおしなべて
ソフトクリームである
いま皆さんの隣にいる大切な人に
ソフトクリームが食べたい、と言われ
生クリームや
カスタードクリームを出したところで
何か言われる筋合いはないのだ
ここまでぼくは真面目に語り
嘘偽りのない話をしてきたが
それならば何故
買ってきた名物のクリームコロッケを見て
きみは怒っているのだろう
コメント
そしてさよなら言語、さよなら過去よ、それで歴史が無になるのなら、わたしは言語を捨てるのですが、ソフトに苦リームに、場似羅に九リームに。
この子、ニックンというのですね。
クリームコロッケを見て怒ったきみは、ソフトクリームコロッケを見て途方に暮れた。それはソフトなクリームコロッケなのか それともソフトクリームのコロッケなのか
ソフトクリームについての、この詩の話者独自の見解に ユーモアを感じます。
あらゆる立場の人が詩を読み書きする小国において(あくまでも限定的な物言いで)、
おしなべて詩は悲しみを伴っているのだなぁと思う。
この作品もリームを主人公にした小説内の挿話詩で(大きなもの語りのなかの詩)、
おじいちゃん子だったリームがすくっと立ち上がって
一人立ちしていく長い旅のかていで、ピエロがうたう
祖父と話したリーム
祖父亡き後、愛を知り
すくっと立ち上がって
旅立った。
祖父との愛の物語り 栃木・福島旅行記4