ソフトクリーム(栃木・福島旅行記4)

ソフトクリーム(栃木・福島旅行記4)

皆さんはアイスクリームと
ソフトクリームの違いをご存知だろうか
言葉が容態を定義づけるならば
クリーム状の食べ物は共通するとして
アイスは冷たくソフトは柔らかい
つまりソフトクリームに温度は関係なく
柔らかなクリーム状の食べ物はおしなべて
ソフトクリームである
いま皆さんの隣にいる大切な人に
ソフトクリームが食べたい、と言われ
生クリームや
カスタードクリームを出したところで
何か言われる筋合いはないのだ
ここまでぼくは真面目に語り
嘘偽りのない話をしてきたが
それならば何故
買ってきた名物のクリームコロッケを見て
きみは怒っているのだろう

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コメント

  1. そしてさよなら言語、さよなら過去よ、それで歴史が無になるのなら、わたしは言語を捨てるのですが、ソフトに苦リームに、場似羅に九リームに。

  2. この子、ニックンというのですね。

  3. クリームコロッケを見て怒ったきみは、ソフトクリームコロッケを見て途方に暮れた。それはソフトなクリームコロッケなのか それともソフトクリームのコロッケなのか

  4. ソフトクリームについての、この詩の話者独自の見解に ユーモアを感じます。

  5. あらゆる立場の人が詩を読み書きする小国において(あくまでも限定的な物言いで)、
    おしなべて詩は悲しみを伴っているのだなぁと思う。
    この作品もリームを主人公にした小説内の挿話詩で(大きなもの語りのなかの詩)、
    おじいちゃん子だったリームがすくっと立ち上がって
    一人立ちしていく長い旅のかていで、ピエロがうたう
     
    祖父と話したリーム
    祖父亡き後、愛を知り
    すくっと立ち上がって
    旅立った。
     
    祖父との愛の物語り   栃木・福島旅行記4

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