Dear mikoto
雨に濡れて冷え切った私の心を
癒してくれたのはあなたの歌だった
見ず知らずの
生きる理由を問えど
ただ深い闇の中を進むのが人生だった
どこが危険かもわからずに
ただ歩んでいくだけ
ただ時間を経るだけ
それが私だった
でも、あなたに出会った
あなたの歌が深い闇の中に灯りをともしてくれた
ただ無意味に今日を生きる私に
全てを投げ出した私に
あなたの歌が強い脈動を与えてくれた
どんなに擦り切れた言葉でも
あなたが歌うだけで
夜空の星のように美しく輝く
あなたが歌う歌は
私にとって
北極星か灯台か
雨に濡れた私の心に
傘を差しだしてくれたあなたの歌は
きっとこの世界のどんな歌声よりも
綺麗で澄んでいて優しくて
そして最も愛に溢れている声だった
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題も解もない
今日の生き方を問い
右に倣い上っ面を飾る日常に
Noを突き付けて価値を探した
生きる理由が何かと問うて
それを見つけるのが人生なら
その一つ一つにきっと価値があると
夕暮れに染まった街並みも
友達と話すあの瞬間も
あなたの声に聞き惚れていた時間も
どんな些細な一瞬ですらも
それが無かったら私は私じゃないから
そんな些細な一瞬を
どれだけ小さな日常の一瞬を
人生という舞台の小さな演出の一部であっても
その美しさを
その素晴らしさを
胸の中に大切な思い出としてしまっておけるように
生きていきたい
そうしてできた人生に
ゼロと書いて○と読む点数をつけるんだ
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こんな命がなければ
私はつらい思いをせずに済んだ
こんな命がなければ
私は死ぬことはなかった
こんな命がなければ
人の心の醜さを知ることはなかった
こんな命がなければ
嘘を知ることもなかった
枯れない花はない
いつか花は散る
死ぬことと生きることは表裏一体
どうせ死ぬのになぜ今、私は生きている?
でも
こんな命でもなかったら
あなたには出会わなかった
「こんな無為な命なんか捨ててしまえ」なんて思った矢先に
捨てかけた命を拾うことになったある人の音楽
その音楽が仮想から現実へと向かった先で私はあなたの声に出会った
その時私は歌を理解した
あなたが歌う歌を
そして、感情の底なし沼から引き揚げられた
私はあなたが歌う歌をもっと求めた
こんな命がなければ
この声に出会うこともなかったから
歌も言葉もあなたがくれたものが私の人生を作っている
だから
私はあなたを愛してい「た」で終わらせない
愛してい「る」で続けていく
私を救ってくれた声だから
コメント
今回の詩は詩というよりもパーツの再構成に近いものです
私に命を拾わせてくれた方の歌の詞と私を救ってくださった方が歌った曲の歌詞を集めてちりばめて作りました
三部構成です
全部で一つの詩というわけではございません