ロードス
アラバスターの棺もあれば
あかがねの棺もある
蝶々の棺もあれば
玉虫の棺もある
感触はウルトラ海岸線
凶状持ちの浦島太郎が舞踏する浜辺のあした
テンペラで描く星野魔子、天婦羅でくちびるは星のえび
かさかさとかかとはかわいているし
かさこそとごきぶりたちはわたしをはしる
アンブラージュ、睡眠をおそれるワタリガラス
こくすいのはがねはりがねかりがねたらちね
すいぎんとうのとまりかいがんの
はたちのけいけんはたちのけんすいはたちのしんさい
幕があがり膜がかぶりうっすらこんと
原水爆のみさいるたちはみずから発射のぼたんをおしたいこのごろ
さみだれのごとく、みずからははかいするさみだれの
ぐろーりあ、湖水はぐろーりあ、くろぐろとぐろーりあ
白水の白鳥の迫害ののどぐろの
きしめんのきしべからぎしぎしとぎりしゃゆきしと
橄欖石はどいつじんのどうろこうじの縁石となり
ペダンチックなペペト、ペペト、放水栓の観覧席から
とどのつまるどこまでも通信紙幣のどどいつさえも
川崎から五台山へとちんちんでんしゃははっしゃする
ふゆぞらから風有する風景の風袋を
おのころじまからここなつじまへ
さまんさたちも逆立つなみもたまさかここへきたのでござる
ロードス島はここから近い
るくそーるのらむせすのかふらー王のしんでんの
てーべ、わでぃ・はん・まーと、ぎざ、
えじぷとのあかるいひかりを
かんじるときには
ぴらみっど
ひかりかがやくせいしんの
きんらんのおうとうの
はかりしれない
ちたん。
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