一八二九

俺が一番、
と密かに燃えているうちに
末広がりな八の視界は開けてきて
幾度もの挫折の後に
二(ふ)っ と力の抜けた
日の夜
九人の侍が和になって
キャッチボールをする夢の中

ボールが僕に、飛んできた

投稿者

東京都

コメント

  1. 一八二九。これは確信犯(笑)

  2. いやあ、本当に色んなアプローチがありますね。二が「ふっ」っとなるのも楽しい。

  3. 力が抜けるのは
    皆を認めたからなのか
    皆に認められたからなのか

  4. 一八二九をなぞりながら
    「ボールが僕に、飛んできた」
    という、最後のオチが良かったです。

  5. 数え歌みたいでキャッチーです!

  6. ボールが飛んでくるところが好きでした。

  7. 「一八二九」拝読しまして、コメントを一言だけ
    失礼致します。すごい❗️ですね。…感動しました。(笑)

  8. 足立らどみさん

    末広がりな八
    というところで
    漢数字になりました(^^)

  9. トノモトショウさん

    何となく、
    脳裏に漢数字が
    浮かびました。


    をどうするか?
    少し悩んだらこうなりました。

  10. 那津さん

    まだ途上ながら
    気概は胸に秘めて
    ふっ という境地を目指したいです。

  11. 渡さん

    ボールが飛んできたら
    捕れるようにしておきたいです。

  12. たちまこさん

    お題の数字が
    自分にとって
    何を語っているか?を
    読みとるように
    書きました。

  13. あまねさん

    ラストの行は
    なんとなく、
    思い浮かびました。

  14. リリーさん

    自分を
    信じることは
    大事ですね。

    ありがとうございます(^^)

  15. 漢数字!にするとこういう味わいになるのは、素敵ですね。全体を通してぽえ会のこの企画に臨む詩人たちのことを詩にされたのかなぁと味わってみました。

  16. いやぁ、これ、
    本当に良いなぁ
    ありがとうございます

  17. 幾度もの挫折の後に
    二(ふ)っ と力の抜けた
    日の夜
    全体があってのことなのですが、この部分が特に好きです。
    この詩だけではなくて、剛さんの普段の自覚ある自戒と、穏やかな空気感などを持つ剛さんの詩が好きです。

    と密かに燃えているうちに
    というところの、密かに、という部分に剛さんという詩人の自恃を思います。

  18. あぶくもさん

    漢数字を生かせたように思います。無意識のうちにぽえ会の詩人の皆様に登場していただいた感じです。

  19. 那津さん

    やはり時々こういう企画がぽえ会であるのはよいですな。

    皆で「1829」の詩を持ち寄って互いに語らう飲み会も、楽しいかも?

    ありがとうございます☺

  20. こしごえさん 力の抜けた自分でありたいものです。熱い思いを秘めながら。 いつも励まされています。ありがとうございます☺

  21. @服部剛 さん
    飲みましょう!
    それ、やりましょう

  22. ほんとうに、数え歌みたいな詩ですね。飄々と楽しみながら書いている服部さんの表情が浮かんできました。(^^)

  23. 那津さん 6月あたりかな?

  24. 長谷川さん 感性の体操のように書きました☺

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