どりーまー

ぼくは、めにみえないものに、ずっとずっとこだわるんだ。
みんなは、めにみえてるものに、こだわるよね。
おんなのこにことわられたら、ぼくはいつもあきらめる。
ともだちにことわられたら、それもあきらめる。
でも、めにみえないものだけは、どうしてもあきらめられないんだ。
それで、ぼくは、めにみえないものを、つねにおいもとめてきました。
ぼくのあたまのなかには、たくさんのおーでぃえんすがいて、
「もっといってやれ」
というこえと
「ぶっころしてやる」
というこえが、かわりばんこできこえてくる。
みんなのたくさんのひょうじょうが、あたまのなかにうかんでくる。
それにたいし、ぼくはひひょうをぶつけ、えんぜつをうつ。
げんじつには、ほとんどむはんのう。だけど、げんじつのはんのうより、あたまのなかでみるみんなのこえやひょうじょうのほうが、ぼくにはりあるなきがするよ。
めにみえないものは、なにもしてくれない。でも、めにみえるやさしさでときどきかえしてくれるようなきがするんだ。ひとびとのやさしいえがお。かぜがふくとここちいいというかおをときどきみせてくれる。
けげんなかおをするひともいる。ときどきにっこりわらってくれる。
おもったけど、みんなどこかでわかってくれてるようなきがするんだ。

投稿者

静岡県

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