初盆(2023終
折角やから釣りに行くぞ
と
近場で適当に買った
ルアーと釣竿を渡され
もっと遠くまで
とばさんか、
湖の真ん中に向かってや、
バスやブルーギルみたいな外来魚は
市役所が1匹10円で買い取ってくれるから
小遣いにもってこいや、と
汗はかいていた気がするけど
うだるような暑さの記憶はなく
食卓には
しじみがならんだ
しじみはなあ気にせんととれたんやがなあ
しじみの混ぜご飯と、佃煮と、しじみ汁
初盆は
もっぱらアライグマの話でもちきりで
アライグマを捕まえに行くこともなく
食卓に並ぶことももちろんなく
仕出し屋に特別頼んだ
弁当も、西瓜も
孫達にしっかりたいあげられ
琵琶湖に壁ができ
壁の向こうの特等席で
一番大きな花火が見られるらしいことを
食卓を囲み
壁を眺めながら
話している
3人の青年の目
遺影がながめている
コメント
味わい深いです。
アライグマのエピソード、是非聞いてみたいと思いました。
@たちばなまこと
さん
ぼくは
たちばなまことさんの
詩をもっと読みたいです笑
残念ながら アライグマのエピソードは
綺麗なものではないです。
今年帰郷した時のお話です。
アライグマは増えすぎて、市ぐるみで対策がねられているみたいです。
雑食で、凶暴。実家にも罠が仕掛けてあります
身も蓋もないですね汗
@wc.
さん。職場のデザイナーさんが大津出身で琵琶湖の話など聞くことがありまして、親しみを持っています。
壁って?と検索しました。観光施設なのでしょうか?
アライグマ、あのへんで(あのへんでも)増えているんですね。雑食だと食べて駆除は難しい味になっちゃいますね。
@たちばなまこと
さん
こういうの 楽しいですね!
近所の琵琶湖では毎年花火大会が催され
近所の人間なら
誰でも気軽に見られるものだったみたいです
亡くなった叔父も、父も
特に何も考えず、花火を見ていたのでしょうね
今では、花火が一番良く見える場所は
物理的に壁が築かれ
壁の中の特等席を購入して花火を見る
そんなシステムになっています。
ほとんど飾らずそのままの言葉です。
食べるのは ちょっと、、笑
@wc.
さん。そうなんですよ。他に誰も見ていないだろうこういうところでのやりとり!
付き合ってくださりありがとうございます。
アライグマ、だめですかねえ(笑)でも昔の人は何でも食べたのでしょうか。
琵琶湖でバス釣りしてみたいなーって思います。
あと、モロコが美味しいと、その方に教えてもらいました。
追記ですが、食卓からのアライグマのくだり。孫が色々食べちゃったところ。壁と3人のところ。
とても良いと思いました。
@たちばなまこと
さん
あはは笑
なるほど、いや
あの詩を書かれた方、や、だからこそ
なのかもしれません。
本当に、そのままの情景を、曲げずにそのまま書いただけという。
そのままを書いて、そのままを受け止めてくださり、それが良いなと思って貰えたなら
もう、何も他に足し算引き算もないですね。
雑食は、悪くはないでしょうけれど
味より
雑食の生き物は、や、変な話
雑菌が体内で繁殖しやすいらしくて
お腹悪くする恐れがあるらしく
何も考えずそのまま書いて
いいんやあと
肩の力が少し抜けました