ままよ
簡単なことなど一つもなかった
そこを簡単に見せているのがこのドラ息子である
難しいことは易しくなんて志向するから
もっとこう、重厚に行けませんかね
いいですね、いいですねもいいですけどね
今いいかどうかわからないところを歩いてるんですよ
あえてそのものの名を呼ばぬところに
詩情が生まれる
直接批判できないときに時間や場所をそらし描く
オブラートに包まれ……とらんわ、そのものずばりじゃ
簡単なことなど一つもなかった
そこを簡単に見せているのがこのドラ息子である
難しいことは易しくなんて志向するから
もっとこう、重厚に行けませんかね
いいですね、いいですねもいいですけどね
今いいかどうかわからないところを歩いてるんですよ
あえてそのものの名を呼ばぬところに
詩情が生まれる
直接批判できないときに時間や場所をそらし描く
オブラートに包まれ……とらんわ、そのものずばりじゃ
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コメント
人懐っこさというか、お茶目さというかを感じ。それから共感とかしました。
あえてそのものの名を呼ばぬところに
詩情が生まれる
この二行、言い得て妙だなあ、と思いました。(^_^;)
人生のやるせなさを笑いにでもかえて乗り切りたいものですよね。
それでも、突きつけてくる現実には、もう、やってらんない感じ。
>たちまこさん 人懐っこくありたいです。わりとビビりでもあるんですが。
>長谷川さん あえてそのものの名を呼ばぬというフレーズが谷川俊太郎さんの詩であったと思います。その影響を。
>らどみさん はい、やってられないギリギリの、決壊するぞという笑いが。
あえてそのものの名を呼ばぬ ですね。このカッコ良さ。 回りくどいことを愚痴るようにくどくど言う、ここに、詩情。
三連目が特に好きだなあ。わかる感じしました。
結び方も好きです。気持ちよく歯切れてます。
>ティモさん はい、そのものズバッと言えればいいけれど、言えないことも多い。
>あまねさん 感想ありがとう、自信になります^^
独自の詩風ですね。
>服部さん ありがとうございます。少しお爺ちゃん譲りかもしれません。