マネキン

マネキン

わたしを見つめる
ちっちゃな淑女の憧れは
既にわたしの服を着て
目抜き通りを歩いている

あまりにも可愛くて
微笑んでしまったけれど
わたしに「顔」は許されていない
身体すらわたしのものではない

綺麗なガラスに隔てられて
見られるはずのないあなたと
見るはずのないわたしは
永遠に出会えない

投稿者

東京都

コメント

  1. わたしに「顔」は許されていない/身体すらわたしのものではない
    ここを、読者が、どう読むのかでしょう。
    ちっちゃな淑女の視線で読むか。大人の視線で読むか…。

  2. このマネキンは目抜き通りをくるくる回って
    掃除してくれたら街が綺麗になりますからと
    魔法使いならおまじない。

  3. この詩人と街歩きしたいなぁ、と思いました。

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