カフェジャズ

カフェジャズ
北川 聖

小説書き終わりやることなし
カフェジャズ聴きながら
いつ死ぬのかを待っている
みんな順番を待っているんだから割り込んじゃ
ダメですよ
時々予期せぬ形で追い抜かれますがね

本当はやることいっぱいあるんですけど
何にも心惹かれないな
カフェジャズ聴きながら眠っていたい
カーテンから漏れる日の光
なんか好きなんですね、月光も好きですけど
日の光浴びていると自分が実在すると思いますよ

この世は確かにあるんだなぁ
みんなそれぞれ生きているんだなぁ
こう考えるうちは健康ですよ

日光が嫌になって引きこもりになると
存在が希薄になって死にますよ
誰も僕の存在を確証してくれないけれど
カフェジャズの音楽はずっと変わらない

投稿者

埼玉県

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