秋日メモ
鈴虫が鳴いている
空気が肌寒くなり
数日後、銃殺隊の前に立つ
そんな気分でいる
それが終わったら
死後の生活を始めるように
ああ、僕は命を賭した
君は何を賭けるんだい
と、政治家諸氏に問う
これは伊達や誇張だが
僕がそう感じていた
という事実が大事なのだ
鈴虫が鳴いている
空気が肌寒くなり
数日後、銃殺隊の前に立つ
そんな気分でいる
それが終わったら
死後の生活を始めるように
ああ、僕は命を賭した
君は何を賭けるんだい
と、政治家諸氏に問う
これは伊達や誇張だが
僕がそう感じていた
という事実が大事なのだ
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コメント
政治もそのほかも、実は命を張るほどのことはありません。命のために生き物は生きるべきで、死んではしょうがないからです。
しかし心意気としてはそうであってほしい。一生懸命という点では。
ただ腹を切ったり、体やメンタルを壊してまでして成そうとしても、やっぱりなんにもならないのも本当です。
命を懸けるつもりもなく人が亡くなっています。あっと気づく間もなく。まことに現代に生きるとは命がけです。
なんとなく最近はゆるいフィルターがかかり見えづらかったですが、命がけじゃない世界なんて今までもなかったんですよ。
秋という季節の訪れから想起させる物悲しさが、今の時代のこの社会のなんともいえない殺伐とした状況にすり変わる過程にドキッとさせられました。
言わなければならない、ことをりゅうさんが言ってくれている。明らかな秋に。
秋の情景と鈴虫のお歌好きです。
秋というと、冬という季節の終り(?)の前ということでしょうか?
僕がそう感じていた
という事実が大事なのだ
全体を通してからの、この最終連の2行が特にぐっときます。そのように、りゅうさんが教えてくれる。
そういう りゅうさんへ、ありがとうさま、拝礼 。
僕がそう感じていた
という事実が大事なのだ
まず、自分がどう感じるか。ここから始まりますよね。ここから、客観で俯瞰し、理知で嚙み砕き、少しの情を込め、自らの「意見」にしていく。
数日後、銃殺隊の前に立つ
そんな気分でいる
このフレーズ、ちょっと、どきりとしました。
花鳥風月と思わせて、命を勝手に握ってくる世界への風刺だったというかっこよさ。
皆さんコメントありがとう。ワクチンを打つ前に書いたものです。先見の明があったと読み返してます。何もできなかったけど。ヽ(´ー`)ノ