
掌(たなごころ)
たとえば
その夢が本当でも
俺は現実のドアの前に
突っ立って鬼knockされてる
誰かに名を呼ばれても
届くのは影の輪郭だけ
そしてイニシャルを消して
街に出る
おまえがくれた熱は
今俺の掌の中で
一粒の光になってる
でもそれは
灯すためじゃなく
見送るための火種だ
路上の上で手を開き
それを風に紛れこませる
木漏れ陽の光の中で
そうやって発火させる
たとえば
その夢が本当でも
俺は現実のドアの前に
突っ立って鬼knockされてる
誰かに名を呼ばれても
届くのは影の輪郭だけ
そしてイニシャルを消して
街に出る
おまえがくれた熱は
今俺の掌の中で
一粒の光になってる
でもそれは
灯すためじゃなく
見送るための火種だ
路上の上で手を開き
それを風に紛れこませる
木漏れ陽の光の中で
そうやって発火させる
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