『冬芽』
さくら
さくら
さくら
さくら
さくらの
枝先に
ちからこぶ
ちからこぶ
ぷっくり
ぽっこり
ちからこぶ
よろこぶ
ふくらむ
ちからこぶ
ひとつ
ぽこん
ふたつ
ぽこん
みっつ
よっつ
ぽこん
ぽこん
ひとつ
ぽこん
ふたつ
ぽこん
みっつか
よっつか
ぽこん
ぽこん
ふくらむ
ふくらむ
ちからこぶ
ふくらむ
よろこぶ
ちからこぶ
はな
はこぶ
はを
はこぶ
こぶ
こぶ
こぶ
こぶ
ちからこぶ
ああ
もう
ひとつきもすれば
はるだ
はるだ
まばゆい
はるだ
コメント
ぜひ絵本にしていただいて、それを孫に読み聞かせたい(まだ孫はいませんが)と思いました。
メロディーをつけて歌ってもいいかな、と思いました。ギターを少し弾きますので。この詩で歌ってみますね。
すごく単純なのに、計算され尽くした語感と言葉の配置が新鮮。
春待ちの桜を可愛らしく力強く楽しく歌われていて、とっても素敵。
小さな子どもと一緒に歌いながらこの時期の桜を愛でに行きたいですね。