悠久の歌人
雲が切れ
朝の光が射し込む
鎮守の杜。
境内の片隅に
ひっそり佇む
柿本人麻呂神社と
山上憶良の歌碑。
疫病が蔓延する世界を
彼等は如何に詠むのだろうか。
悠久の歴史に
名を残した歌人は
沈思黙考して
人類の行く末を
今日も静かに見守る。
雲が切れ
朝の光が射し込む
鎮守の杜。
境内の片隅に
ひっそり佇む
柿本人麻呂神社と
山上憶良の歌碑。
疫病が蔓延する世界を
彼等は如何に詠むのだろうか。
悠久の歴史に
名を残した歌人は
沈思黙考して
人類の行く末を
今日も静かに見守る。
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コメント
疫病の怖さも、もちろんですが、むしろ疫病を通した人間の怖さを、これでもかと見せつけられた一年でした。結局、人間の本質は変わらない。故に先人の言葉が響いてくるのでしょう。そんなことを、この詩を拝読し、かみしめています。
長谷川さん、深く読んでくださりありがとうございます。疫病を通して人間の本質を知らしめさせられた一年でもありました。
パンデミックの時代、これからの生き方、在り方を先人に教わりたい今日この頃です。
素敵な写真です
冬だなぁ
でも爽やかで暖かい露を感じます
那津さん。ありがとうございます。写真は川越の蔵造り通りにある、花手水です。
お写真が花束級に豪華で美しいです。詩と相まって、静謐な気持ちで美しく洗われていくようでした。
ザイチさん。ありがとうございます。写真は小江戸川越の花手水です。私も季節に合わせて美しく表現される花手水に、心洗われる気持ちになります。