半眼と印捺

作者註
僧への敬意は変わらず、本作の風刺はあくまで雑務に向けたものです。
The satire targets bureaucracy, never religious personnel.
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半眼にて 悟りの道を 歩む僧は
霞の彼方に 心を澄ますとか。
されど師の身は
雑務の荒磯、
会議の舟こそ いと卑しとか。

教へ導き 文を正して 日を重ねど
尽きせぬ文書は 闇より湧くとか。
僧は解脱を
我らは印捺を、
理も情けも 跡を絶つとか。

召され行く 委員の座敷は 霧深く
道理の光は つひに射さぬとか。
今どきの教師なら
袖ひそめつつ、
「いと興ざめて 聞くに堪へず」とか。
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投稿者

東京都

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