ウェイブ・バイ

椅子に腰を落ち着けると
窓から月が見える
滲み光る半月

ゆっくりと激しく波打つ
雲の間から青白い衛星が現れ
手を伸ばして触れてみると
それは昼のわだかまりだった
雲の波にさらわれて消えた

真っ暗闇だが
体温の微量な光で
わたしと視認できる

夜のはじめ
すずしい風は無色

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