愛文
先生は飲み会のたびに
眼鏡をどっかにやってしまう
こどもみたいにはしゃいで
楽しくなってしまうから
とても大切な眼鏡なのに
そのたびに
先生を愛した奥さんや愛人たちが
眼鏡を探しに行く
桜の木の枝や
女性が着ていた
ニットの編み目に引っかかっていた
ある時は
眼鏡ケースにきちんと仕舞われて誰かのポケットに
先生、眼鏡また新調したんちゃいますか?
いつものように先生は聞かれる
誰かが取っていくんよ
困ったもんやね
先生は嬉しそうに答える
生まれ変わっても先生のそばにいたい
どんな形でも
人生で数え切れないくらい眼鏡をなくした先生のそばに
コメント
お茶目な先生。
だから、奥さんや愛人に愛されるのでしょうね。
まあ、愛人、なんて奥さんにしてみれば許し難いもので
「お茶目」では済まされない問題でしょうけれど
この詩、全体から醸し出される空気感が素敵ですね。
語り手の方も愛人でしょうか。
愛している、というより、愛おしい、という言葉がぴったりな感じ。
だから、どんな形でも傍にいたいのでしょうね。
@たけだたもつ
さん
語り手は愛人じゃないのです。愛人だったらすぐにプレゼントするのに。死ぬ前に渡そう。人の魅力ってなんだろうなと書きながら思いました。
愛だなぁって
先生って言ってたなって思い出しながら読んでた
すごいなぁ、こんな風に思えるなんて。
わたしはつい最近人生分かたれて、とんでもない自由と愛の日々だよ
また話したいな
@イチカワナツコ
ちゃん
なんか、勝てない。敵わない、イチカワさんに。そうなりたい。憧れでもある。どうしたらいいんやろうね。また書こうよ。
@花巻まりか
メールする!てか、した!
ので、もし来てたら返事して
まだ生きてるアドレスか分からなくて