ぶら下がっている
クレーン車で吊られた建築資材が
地上15階の高さで動かされてた
俺は反対側の車線で
それを見ながら信号待ちの車内
ゆっくりと動かされてる資材が
落っこちる想像をした
ぺちゃんこになった車と流れる血
そうなれば大変な悲劇だ
しばらく資材を目で追っていた
リフトに乗った2人が
それを手で掴んで
ゆっくりとビル内に誘導した
悲劇は起こらなかった
クレーン車を運転する
技術者を信じて
二人は手を伸ばす
全てが信頼でその作業は行われた
全てがゆっくりと進んだ
俺は
それは実は偉大な人間の行為だなと
その時感じた
危ない作業をする時は
チームワークと信頼
そしてより慎重にだ
そこで車は走り出した
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