親友の蝉へ―ごめんね―

どこを見ても蝉だけ。
蝉は僕を絶望させる。
蝉は僕に悪戯をする。
蝉は死んだふりをし、
僕に見つけてほしい、
そう笑っているんだ。
変な蝉、そう思った。
昨日、蝉は僕の前で、
―――亡くなっていた。
全然気づかなかった、
蝉、ごめんよ、謝罪…
一週間で死ぬという、
残酷な現実を見れて、
なくて、ごめんね……
蝉よ僕は君と楽しく、
楽しく、遊べたから、
天国では蝉の友達を、
沢山作ってほしいな。
それが親友としての、
最後の君へのねがい。

投稿者

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。