※五行歌 六首「今が 一番だ。」
私には
おごりがある
何様だ私は。
放てば満ちるよ
足るを知りたい
*
三日月の縁で
釣りをしている
小鬼の私
あっ
魂ひとつ釣れました
*
蜩(ひぐらし)の
お歌は
どこか
さびしげだね
それがいいのよ
*
切なさが絶えない
けれど
こんちくしょう!
まだまだだ と
自分にカツを入れて直る
*
今を 生きられる
今が
一番だ。
現在は
今しか無い
*
ひとつ ひとつの
物事を
終えてゆく
ひとつ ひとつ
幸せになってゆく
*
※ 五行歌とは、基本的に、五行で書く 短詩のことです。
コメント
何も釣れなくてもいいから、三日月の縁で釣りをしている小鬼でいたいなあ。いつまでも、いつまでも。
そんなことをしているうちに、ひとつひとつが終わっていって。
そして自分の幸せがほんの少しでもいいから、誰かの幸せに繋がっていたらいいなあ。
優しい詩。
@たけだたもつ さん ありがとうございます♪
私、には、小鬼の私、というのが、極時々、こころの中に現われます。この小鬼は、イタズラなどはしません。この小鬼は、至らない私に注意してくれたり、私を元気づけてくれたりします。
鬼だからって、悪い奴ばかりではありませんよね。地獄の赤鬼青鬼は、人間の罪人に 地獄で罰を与える存在で、善い鬼です。
いつまでも、ぼーっと釣りをして居られたら、平和でいいですね。
そう、ひとつひとつが、終わっていく。終わることは、ある意味、さびしいことかもしれません。でも、私は、終りがあるからこそ、今が、大切なんだろうと思う。まあ、普段は、そんな意識はしていませんけどね。ふふ。
そうですねぇ、自分の幸せが、他の存在の幸せと、つながっていたら、とても、すてきですね。
優しい詩、との評価も、嬉しいです。私は、優しい奴ではありません。でも、ある種の、自然が好きです。(「自然」の意味に、広辞苑では、ひとつにこう言ってます。)自然とは、一つの意味では、「因果的必然の世界」と。作家の、埴谷雄高(はにや ゆたか)さんは、自著『不合理ゆえに吾信ず』(現代思潮社)の中で、こう言ってます。「さて、自然は自然に於いて、衰退することはあるまい。」と。
たもつさんから、ご感想を頂けたことが、とっても嬉しいです。
たもつさん、ありがとうさま♪☆^^