光と影と
まばゆい光を受ける背後には
影が伸びていると
貴方はいつ気がつきましたか
気づいたが最後
有るものを無いものには
出来ないため
光の中にいる愉しさを
僕はもうひたすらに
喜んではいられなくなりました
まばゆい光に
目をすがめながら
己の踵の影の中にある
その小さな草花が
気になって仕方ないのです
気づいたが最後
この憂いもこの淋しさも
無いものにはできず
子どもの時のように
ただ愉しむことが
僕にはもう出来ないのです
この光は
あまりにまばゆくて
空しさが心に広がるのです
この光は
僕の踵の影を
いっそう色濃くするだろうから
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