
非線型方程式
遠雷
振り向けばあなたに落ちた刹那
無重力に在る星に重力があるようにして
無意識に在る概念に意志があるとして
あなたたちは燃えつづける星 惑う星 或いは在るだけの
立ち止まりしゃがみ込んだコンコースの
静寂を千切る賑やかな直訴
呼ばずともやってくる天体に住まう靄が
鳥や猫を形造る
重ねる程に融けて拡がる紫のケサランパサラン
雑踏に見つけられ還るとして
咲夜おろしたキャミワンピースの肩紐を切られたような
愛とも独占欲とも語りうるこれもまた惑う星の嘆きが
通り過ぎたり張りついたりするだけ
蒸発する心臓が吸われてゆくのを眺めている
コンコースの河岸に磨かれた硝子石が積もってゆく
1200℃を泳ぐ蝶たちに眉をひそめて
瞬間的には契ろうか
幼かった細胞が撃たれて目を覚ます
境界線に解けた聡い悪戯
コメント
はい。引き続きお知らせです。
夏休みに題名を同じくした詩を皆で書きませんかというお誘いです。
拡散大歓迎!
前のお知らせを読んでいない方は何が起きているんだという感じですよね。
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お題『非線型方程式』
※二重鉤括弧は含まれず
期間は今日8/9〈日)〜8/23(日)くらいでしょうか。
(那津さんには公認頂いています)
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前回は(え、3年前?)『1829』というお題で大いに盛り上がりました。
是非お気軽にご参加ください☆
わたくし、非線型方程式のお題の詩は必ず読んでコメント(感想)書きますね!
この詩の頭から、硬質な詩の連なりがあり、ずっと来て、最終連、
幼かった細胞が撃たれて目を覚ます
境界線に解けた聡い悪戯
に こころが 持ってイカレました、いい意味で。
たちばなさんは、紫が好きなのでしょうか。
素的な画詩。
@こしごえ
さん
いつも誠実に読んでくださりありがとうございます。
紫は大好きです。中間色なところが特に。
服としてあんまり着ることは無いのですが小物に取り入れています。
撃たれて目を覚ます、かあ
素敵やあ、人生やわあ
しかも若い細胞やからね。すごい良い
@那津na2
さん
久々にこういうの書いたですぅ。
タイトル先行ならではの産物なのかも。
ケサランパサラン!初めて知りました!
ところどころに仕掛けられた不思議な世界観(咲夜とか幻想的!)があたかも非線型で、ああって声が出そうになりました。
最後が「聡い悪戯」で終わる余韻もぐいんぐいん来ます。
撃ち抜かれた。
ミクロとマクロの対比がすごく美しくて、どこか悲しくて。
なんとなくだけど、賢治が目指したのと同じ方向を向いてる言葉たちかもしれない。
作風はぜんぜん違うんだけど。
たちまこさんの絵だああああああ
好きすぎます
咲夜おろしたキャミワンピースの肩紐を切られたような
愛とも独占欲とも語りうるこれもまた惑う星の嘆きが
ここ読んで、もおー!!たちまこさんっ!ってなるわたしです笑
伝わったらうれしいな
わたしも参加しました、お題先行も楽しい
同じ題名でもう一個書いてみたいなと思いました^^
@あぶくも
さん
わーい。
ケサランパサランは語感が好きで、昔タイトルにもしました。
こいいう連想ゲームみたいな詩を書く時は集中しながらぼんやりしてる感じで、近づいてきた現象みたいなものを拾って置いてくみたいな。
そういう点でファンタジックなのかもしれませんね。
@あまね
さん
珍しく手放しで褒めてもらえて浮かれています。
ああ、賢治の宇宙みたいなものも在るように感じます。
煌めき。
良いタイトルをありがとうございます!
(今回のタイトルの発案はあまねです)
@イチカワナツコ
さん
ナツコちゅわぁぁぁん!
おかえりなさーい!
花咲く夜におろしたてなのか脱いだのか、みたいなやつですよね。
日常の中の全ての仕草って色っぽいなーと思いながら観察してて、ついたくさん拾っちゃいます。
何気なく通り過ぎてゆく日常も、量子レベルで倒置され、織り込まれた比喩によって詩的な解が導き出される。そんな予感。そして印象的な絵ですね。向かって左が線型な世界を、右が非線型な世界を表しているように思いました。
@たかぼ
さん
美しいコメント、嬉しいです。
日常もフォーカスすると趣があって詩的があります。
予感は予感のままのときが最も輝いているなぁと思うんですよね。
テキストを組んでるときに浮かんでいた情景を描いてみたくなりました。
『非線型(形)方程式』今のところ17篇揃い、一波目が過ぎ、締切23日にしたけど長かったかー?ってなってます。
でも長く眺めてみようかしら。
二篇目三篇目を書いたり、新しい人が書いてくれたりしたら楽しい。
皆さんの詩と、その詩に付いたコメントを読んでいるだけで楽しい。
いいねだけじゃなくて、やはり言葉の往復がある方が私は楽しいです。
そこから新しい詩が産まれたりもするのがぽえ会。
繊細な情熱。
一言で申し訳ありませんが感嘆のため息しか出ない故、お許しを。
@たけだたもつ
さん
ありがとうございます!
これは現れた情景をかいているだけなので実は訴えたいものもものがたりも無くて、自分なりのきらきらを構築する遊びみたいなもので、感想が浮かばないことも想像できます(笑)
なんとなく詩人の矜持のような胸中のような
その夜の邂逅
ひととき重なる波長の中に生まれた言葉は
刹那に輝く徒花のような
そうかその時は紫なのだな
とか、なにかよくわらない話になったのでこのへんで。
ところで今回のお題は何ですか、どういうワケですかと、小一時間ほど問い詰めたく。
@王殺し
さん
なんだかなんだかんだなんでも紫が来ちゃう脳の世界みたいなんです。
王さんの詩にも紫ありましたね。
紫紫って書いていると柴犬の顔が浮かびませんか。
お題は「理系の言葉がいい、非線形方程式とかさぁ」と私の前で何の気なしに口にしてしまったあまね氏を問い詰めてあげてくださいー。
あー、いいコメント。
大好き王さん。