きみとぼく

きみとぼく
あなたとわたし
寄せては返す
波の間に間に
触れ合う指先
それは あいじょう
それは かなしみ
ゆらりゆれながら

時に気まぐれな
風に吹かれ
少しずつ
離れる指先
ゆらりゆられて
さよならは言わぬまま
忘れた頃に届くメール
「生きてるか」
吹き出しながら
未だ切れない糸を手繰り
「いきてるよ、ばあか」

きみとぼく
あなたとわたし
思い出の中に住みながら
あいもかなしみも
越えたところで

投稿者

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。