赤い白夜
天を仰ぐ
夏至の頃
貨物船に揺られてきた牛の群れ
その中の一頭が見つめながら言う
陸の檻に閉じ込められた巨人よ
天の理に頭を垂れ
日出るまでに赤い杯を受け入れよ
さもなくば
涸れ果てぬ苦悶の淵を彷徨い
永劫なる奈落へと堕ちゆくであろう
銀の錨が交差する地で
東西を睨む鷲と共に
貴様もその重たい眼瞼を開け
見届けよ
瞼を押さえ
赤い目薬を
一滴、落とす
天を仰ぐ
夏至の頃
貨物船に揺られてきた牛の群れ
その中の一頭が見つめながら言う
陸の檻に閉じ込められた巨人よ
天の理に頭を垂れ
日出るまでに赤い杯を受け入れよ
さもなくば
涸れ果てぬ苦悶の淵を彷徨い
永劫なる奈落へと堕ちゆくであろう
銀の錨が交差する地で
東西を睨む鷲と共に
貴様もその重たい眼瞼を開け
見届けよ
瞼を押さえ
赤い目薬を
一滴、落とす
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コメント
何か荘厳なものからのお告げなのでしょうか。
赤い目薬が効いているなぁと思いました。
アイコン面白いですよね☻
@たちばなまこと
コメント頂きありがとうございます。
赤い目薬を差すだけなんですけど、神託めいた大袈裟な表現で描写する落差が面白いかなぁと思い書きました。
アイコンも拾っていただいてありがとうございます。
@3.5代目はリハッチャン
さん
へえ!(目薬をさす描写なんですね)
おもしろいです!
@たちばなまこと
さん
コメント頂き嬉しいです。
私も足場を固定せず、読み手それぞれに遊んでもらえるような詩を書けたらと思っています。
今後ともよろしくお願いします。