晩夏

 
 
雲間からの陽は深く零れ
広がる田園に
頭を垂れた稲穂
 
汗が湧く
 
幼子と辿る道は
稲田の間をひとすじに伸び
 
刈り取られた夏草の匂いを背に
駆けだした子の
歓声を追いかけて
 
転がる影ふたつ
 
乱れ飛ぶ赤とんぼ

投稿者

愛知県

コメント

  1. 晩夏のにおいがたちこめました。
    私も駆けだしてみようかな、と。

コメントするためには、 ログイン してください。