晩夏

 
 
雲間からの陽は深く零れ
広がる田園に
頭を垂れた稲穂
 
汗が湧く
 
幼子と辿る道は
稲田の間をひとすじに伸び
 
刈り取られた夏草の匂いを背に
駆けだした子の
歓声を追いかけて
 
転がる影ふたつ
 
乱れ飛ぶ赤とんぼ

投稿者

愛知県

コメント

  1. 晩夏のにおいがたちこめました。
    私も駆けだしてみようかな、と。

  2. この詩の 晩夏の 空気感が、この詩の所々から感じられました。
    こころあたたまる あたたかな臨場感。

  3. @たちばなまこと さん、コメントありがとうございます。
    今年も赤とんぼが乱れ飛んでいて、暑い日が続くけど季節が変わってきたなぁ、と感じています。
    風を巻いて駆けだしましょう。

  4. @こしごえ さん、コメントありがとうございます。
    家の周辺の田んぼでは刈り取りが始まったところもあり、まだこれから穂が伸びる田もあり?という不思議な状況です。
    それでも8月も終わりですね。

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