※五行歌 十二首「逝く 夏を 葬送するよ。」
喪失感漂う
夏の終わりごろの
陽射しは
どことなく
やさしくなって
*
逝く
夏を
葬送するよ。
中也しゃん
自恃だね
*
雲は夏
風は秋
季節の境
終りを認めること
先へ進むために
*
冬は大嫌い
春は大好き
夏はいいね
秋はまあまあ。
それぞれがそれぞれ
*
生きているから
感じられる
生きているから
思える
生きることを生きよう
*
いつも
これが
初めての
生
私
*
*
いつまでも
とらわれているけど
放てば満ちると
アタマでは分かっている。
短気は損気
*
毎日を
繰り返し繰り返し暮らす
でもね同じ日は
二つと無いのだ
足るを知りたい
*
できるだけ
行雲流水で
いきたい
いのちの声に
正直にね
*
いいも
悪いも
これも
運命
天の自由だ
*
「今日もおやすみできる
ありがとさんみんな
おやすみなさい
またね さよなら」
と今夜もあいさつできた
*
盲目の秋
と
中也しゃんは書いた。
秋の宙のもと
首すじ白くかたむく
*
※ 五行歌とは、基本的に、五行で書く 短詩のことです。
コメント
夏がまた終わりますね。毎年毎年夏は終わるんですけど盛夏のあの暑さの中じゃ秋が来るなんていつも信じられないくらい。こしごえさんは秋はまあまあですか。
この詩に中也の盲目の秋にあるような喪失やそれを超えた救い、人の行いを罪としないとあるような、孤独すらも再構築の糧とする意気地を感じました。
@王殺し さん コメントを ありがとうございます。
そうですねぇ、夏が終わり、今の所、こちらは秋の気配になりました。
最近、よく言うんですが、「『繰り返される、繰り返されない』物事」ってね。
秋は、冬の前なので、そんなに好きでは無いんです。冬は、除雪の心配をしないとならないから、大嫌い。その冬の前ですからね、秋は。今年は、秋の長雨みたい。そういう秋の気候はいいんです。雪じゃ無ければ。うん。ふふ。
これらの十二首の歌(五行歌)達の それぞれから、そのような意気地を感じてもらえて、ありがたいです。
せめぎ合っているなぁと思いました。
夜は風が心地よい。気まぐれな秋の気配をすごく感じます。
@たちばなまこと さん ありがとうございます。
うん、そうですかね。うん、そうかも、せめぎ合っている、自分の中の自分が。
そうですねぇ、こちらは、秋の長雨になり、急に涼しく、というか、涼しさを通り越して 肌寒くなりました。まあ、心地好いかも。でも、蒸し暑い時もあり。ほんと、気まぐれな気候になりましたね。今年も(も)異常。いつも言ってるけど、異常が普通になっちゃいましたよね。うん。
まあ、それでも、生きて行かなきゃならない。んん、生きるぞー。ふふふ。