364通りの朝
冷たい水を両手ですくい
ぼやけた顔で潜る
ひんやりと
風がやさしくなって
白く煙る空
ベランダの手すり
ふくらんだツバメたち
今朝はすこし冷えた
おはよう
いってらっしゃい
365通りの朝
昨日
だれかが収穫し
だれかがパンを焼き
だれかが勝ち
だれかが、去った
そうして明ける
朝刊には
遠国の壊れた景色
ツバメが いなくなり
雨が静かに 降り始めた
冷たい水を両手ですくい
ぼやけた顔で潜る
ひんやりと
風がやさしくなって
白く煙る空
ベランダの手すり
ふくらんだツバメたち
今朝はすこし冷えた
おはよう
いってらっしゃい
365通りの朝
昨日
だれかが収穫し
だれかがパンを焼き
だれかが勝ち
だれかが、去った
そうして明ける
朝刊には
遠国の壊れた景色
ツバメが いなくなり
雨が静かに 降り始めた
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コメント
毎日繰り返される何気ない日常でも、毎日違う顔があって、毎日違う味わいがある。
それを受け止める私たちも毎日違う私たち。
生きることの喜び、生きることの切なさ、生きることの無常を一行一行に感じる素晴らしい詩だと思います。
タイトルが「365日」ではなくて、今をマイナス1した「364日」がお洒落です。
たけだたもつさま
すいません。
涙出るほどうれしいです。うるうるです。