夜半,友に寄す
夜更けゆけば、思い募る
まるで三月の花、ひらひらと咲き乱れ
彩り華やか、芳しき香り満ちる
我は凡俗にあらず、浪漫の詩を愛す
山河は絶えず流れ、夜ごとに詩を詠む
詩の道は知らねど、筆は変わらず
春夏秋冬、幾たび巡りゆく
山々は昔のまま、川の流れも変わらぬ
詩は然り、人もまた然り
詩心変わらず、少年の心衰えず
昼は儚く消え、かつて友と逢いし日々
昔、机を並べし頃、光景は今も変わらぬ
我が地は海に臨み、茫漠たる淵を眺む
いつでも詩を詠める
我が友よ、今も同じか
波辺に立ち、詩を詠んでいるか
岸を隔てたる身、もし同時に詩を詠めば
互いを思い出せるだろうか
夜はもと静か、波がそっと揺れる
昔は家一つ隔て、近くにいたのに
今は大海を隔て、かつての学友の温もり薄れ
心に迷いが宿る
今宵、一首詠む
朝が来れば昨夜は過ぎ去り
昔の情は遠ざかる
歳月重ね、もし再び会えど
見知らぬ人の如くなるやも
古き詩を開けば、この深き宵が蘇る
人生は茫々、もう二度と会えぬかもしれぬ
この詩があればよい
海を眺めるは、友を眺むるが如し
茫々たる景色に感じ、友への詩を綴る
白髪になる日まで、世はこのままなのだろう
地を離れても、良き言葉忘れず
山河よ、友を忘れるな
夜半、ふと目覚め、友の名を思えば
眠れない夜が続く
若き日から、白髪となるその日まで
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