深夜,私はいつも詩を書きたくなる

深夜
周りの人は眠りにつき
私はただ一人
部屋の中で寝返りを打つ

何を思えばよいのだろう
百里離れた景色を思うべきか
あの場所の夜には
人々が絶えず行き交っているのだろう

あの橋を思い出す
周りには低い軒が並び
私はただ往復して歩き
帰る頃にはもう夜だった

ここ数日は遠出はしない
夜ごとに詩の一行一行を紡ぐ
深夜まで書き続ける
この年頃にはロマンは欠かせないから

この年頃は多情で
春を詠み秋を歌う
二十歳から成熟へと至るのは
誰もが通る道
ただ数十の春秋を過ごすだけ

昼があり
季節が巡り
人生には冷温があり
悲歓離合があり
月に向かい歌うことも
熱い血が騒ぐこともある

夜は寂しく冷たいけれど
心を奮い立たせてくれる
夜が深まるほど
詩の思いが湧いてくる

まだ旦日は訪れず
私は眠れない
いつも詩のことを考え
自分にとって忘れられない佳句を
書き留めたいと願う

私は夜と共に眠る
この詩はただ夜だけのもの
その寂しさと、その魅力と共に

投稿者

福岡県

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