河川敷
朝露の結ぶ河川敷
疾走する中学生
息を切らし
流れる汗も輝いて
わき目も振らず
遠ざかる背
あの背を
追いかけたくなって
この朽ちていく体から
引きちぎられた心が
先を求めて
のばした指先
走り続けた影は小さくなり
重さを増した体は
縫い留められて
見上げる空に
赤とんぼの羽を透かす
朝露の結ぶ河川敷
疾走する中学生
息を切らし
流れる汗も輝いて
わき目も振らず
遠ざかる背
あの背を
追いかけたくなって
この朽ちていく体から
引きちぎられた心が
先を求めて
のばした指先
走り続けた影は小さくなり
重さを増した体は
縫い留められて
見上げる空に
赤とんぼの羽を透かす
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コメント
@ 汀尋(ていじん)
さん
痛々しい内容だとは思うんですが、表現が綺麗なので、そう感じさせないんです。
河川敷のドラマを切り取った 詩ですね。
朝の 河川敷の風光で、中学生と この詩の話者の 生々しくリアルな空気感を感じさせます。
見上げる空に
赤とんぼの羽を透かす
この最終連に、清々しさを感じました。最終連までと、この最終連との落差が素的です。
@3.5代目はリハッチャン さん、コメントありがとうございます。
推敲するうちに、痛々しいと読む感覚をどこかに忘れてしまっていたようです。ありがとうございます。
@こしごえ さん、コメントありがとうございます。
今年は長雨が続いて、思うように秋の空を見れていない気がします。そろそろ晴れた秋の空が見たいですね。
表現力が秀逸!って思いました。
若い、軽い、速い、からの
遠く、朽ちる、重い。
@たちばなまこと さん、コメントありがとうございます。
ネタばらしすると、9月のお題で試行錯誤した結果、なんか違うことになったものでした。
お題企画、色々試行錯誤できるので、いいですね^^