疲れた日
世界には随分色々な事が起きていて、僕はただ新聞を読んでいるだけのくせに、ああ、とても疲れてしまった。
ロクに眠らず、太陽より早起きして出社して、一日中頭を下げ、謝り続け、家では家族から罵声を浴びながらカップ麺を啜る僕を、戦争というフルイは「幸せな人」にカテゴライズする。
一体、命はどう使うのが正解なんだろう。国を守るため戦うことに使うのか?生き甲斐の無い人生を続けるための金を稼ぐために使うのか?「家族」というつまらない人生ゲームのためか?
どれだけ考えてもわからない。でもこうして僕の言葉が、僕だけの言葉がカタチになるうちは生き続ける。いつかこの言葉たちを手紙にして君に贈るんだ。それが僕の、精一杯の夢だ。
コメント
この詩が、すでに一通の「手紙」になっていると思います。今日、私の中のポストに届きました。
お読みくださいましてありがとうございます。