青春

手提げの底の塵紙のように
滲む影法師のように
私を忘れてしまわないでくれ

棚の隙間の500円玉のように
夕立のように
時々思い出してくれ

できれば、読みかけの本のように
従順な犬の散歩のように
教室のかび臭い床と共に
そぞろに覚えておいてくれ

投稿者

愛媛県

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