帰郷

オックスフォード大学の女子学生が
荷物をまとめ
空港の青空の下
晴れやかな笑顔で立っていた

あの日々は終わった
これから新たなる人生が
私を待ち望むのだと
呟きながら

懐かしい故郷に帰るのだ
闘うために還るのだ
海さながらに果てしなく

また高らかに大地を埋めて
咲き誇るひまわりの国
ウクライナへと

投稿者

茨城県

コメント

  1. ツィッターで写真を見た時は衝撃的でした。まるでどこかに楽しい旅行に向かうかのような笑顔でした。あの日々は終わった、これから新しい人生が始まる。そんなことを呟いていました。その女子学生はこれからウクライナに帰るところ、空港での写真だったのです。私は戦争が始まってからずっと鬱々とした日々を過ごしていました。何の縁もゆかりもありませんが、ツィッターでは生々しい情報がいやがおうにも飛び込んできます。生々しいのです。辛いのです。悲しいのです。爾来、すべてのものがまるで砂でも噛むように無意味に味気なく感じられていました。個人的な事情では仕事でも行き詰っており、そろそろ初老の時期にも入っており、それでも何とかなりそうだと思っていた矢先の戦争だったのです。疲れ切ってしばらくは妻が帰省してひとりだったのをいいことに、毎日を朝から晩までごろごろして過ごしました。なにもやる気が起きませんでした。何度か女子学生の笑顔が脳裏をよぎりながらも、自分では何にも手がつきませんでした。今にして思えば何か病んでいたかもしれません。いつまでもこういったままではいけない、妻も帰って来る、彼女だっていまは何らかの形で闘っている。そこでようやく何とか復活しました。それがつい2,3日前です。そしてこの詩を書きました(そういえば、少し前にも病みながらもドラえもんの詩を書いていましたね)。妙な殴り書きで何だか申し訳ありませんが、とにかくそういった事情です。

  2. 懐かしい故郷に帰るのだ/闘うために還るのだ 
    帰ると、還る。戦うではなく、闘う。ここに、佐藤さんの心情、想いが滲んでいますね。

  3. 長谷川さん コメント、ありがとうございます。、読み直してみると、いろいろと拙いところが多い作品であるように思っています。人生は恥さらしなのかもしれませんが、それでもちょっと恥ずかしい…

  4. 生きて、戦い抜く
    それしかないです

    勇気づけられました
    ありがとうございます!

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