あの空の向こう
あの白い雲の向こうには
何があるんだろう
広がる空の下で
どんな人が
どんな生活をしているのだろう
あの星の向こうには
何があるんだろう
はくちょう座の星の彼方
どんな生物が息をしていて
そこから宇宙はどんな風に見えるのだろう
花瓶に咲く花びらの奥には
何があるのだろう
茎のトンネルはどこまで続いているのだろう
花粉のなかへ入ったらどんな世界なのだろう
あの空の向こうには
私の知らないことが
いっぱい
見えないことは素晴らしい
人はいくつもの夢を
心のなかで見られるから
コメント
「見えないことは素晴らしい」
ホントですよね、ここ好きです。
ありがとうございます。20年くらい前に書いた詩で、前向きでどこまでも行ってしまうような、若さ、危うさも感じますが、今も、見えなかったり、知らなかったりすることで、いろいろと想像したり空想したりすることはあって、そんな状態を楽しめたらいいなと思います。
ayami さま、こんにちは。^ ^
拝読させていただきまして、なんだか元気になれました!
詩、歌の可能性がいっぱい詰まった「サクマのドロップ缶」
みたいな作品だなぁ〜と、勝手に感じてしまいました。
とても生き生きしていて、好きです。♪
@リリーさま、昔の詩を読んで頂き、コメントありがとうございます^ ^
20代の頃に書いた詩ですが、読むとこの頃の気持ちを思い出し、いくつになっても、こういう気持ちを大切にしたいなと思います。
サクマのドロップ缶は、懐かしく色とりどりのいろんな味で、持っているだけで楽しいですね。リリーさんらしい素敵な例えをして頂き、私も元気をもらえました。音楽をつけてみても面白いかなと思いました^ ^