メトロノーム
10階建てのマンションのベランダから
運が良ければチラ見する富嶽
最期の景色が滝のように落下すると
ショーケースで脈打つ肉塊
SUS304の鏡面でシエスタし臨床
埃のかぶった譜面から干からびた太陽を
召喚し五徳の上に置いた身を左右に揺らす
10階建てのマンションのベランダから
運が良ければチラ見する富嶽
最期の景色が滝のように落下すると
ショーケースで脈打つ肉塊
SUS304の鏡面でシエスタし臨床
埃のかぶった譜面から干からびた太陽を
召喚し五徳の上に置いた身を左右に揺らす
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コメント
いやあ、やっぱてぃもさん良いなあ。もっと投稿して欲しいわ。ある種の内省感みたいなものが、独特な表現で噴出するのって才能だと思います。
センスの塊!と思いました。
どの連も良いです。
その定期的で不・定期的な音のように両極に揺れていくように言葉が蠢いている
詩域が羨ましい
譜面から干からびた太陽を召喚するとは!?
さすがやで
トノモトさん〜内省を外に出せば出すほど生きていくのが恥ずかしい存在だと思い書けなくなり、また書きます。恥知らず。
たちまこさん〜ありがとう、まだできるかしら、言葉が少なくてすみません。
なつさん〜ありがとうございますー、まだまだですー。うわの空とか凄いのいたなー。
不思議な詩世界であります。私には、とても発想できない。
召喚し五徳の上に置いた身を左右に揺らす
メトロノームを、このように表現できるのですね。