夢枕に浮かんだ一本の水平線でした
いまだ見ぬ人に焦がれ
深くふかくどこまでも潜りつつ
とおく遠くいつまでも鳴くのでした

投稿者

茨城県

コメント

  1. 水平線のさざなみから
    水中の泡音
    まるで巨大な哺乳類が血液中に酸素を纏い
    暗闇に潜る過程
    少しだけ寂しくも確信しながら潜り
    また上昇していく
    穏やかな日々を思いました

  2. この4行の先に広がる人生の深遠さみたいなものを感じることができました。

  3. ひらがなと漢字の使い分けに可能性を思いました。
    “鳴く’に孕む意味を夢想します。

  4. この詩はtwitterでのULTRACELLに対する返詩として書いたものを、1行目を修正して一つの詩として独立させたものです。もとの詩もこちらの詩も、私はよく理解していないままに書いています。持論なのですが、詩には心地よい飛躍が大切です。飛躍が行き過ぎると支離滅裂となり、飛躍が全くないと凡庸になるように感じています。この詩は1行目と2行目の間に飛躍があり、そこが気に入っています。といっても何を書いたのかいまだ自分には理解されていませんが。

  5. 那津na2さん コメント、ありがとうございます。コメントそのものがすでに詩に昇華されていますね。

  6. あぶくもさん ありがとうございます。人生の深遠さを詩でより深く表現したいと痛切に感じています。

  7. たちばなまことさん ありがとうございます。「鳴く」については、クジラは確か「鳴く」んだったっけ、と何とはなしにうろ覚えで書いたような…。しかし「泣く」にも「亡く」にも通じる深みを感じさせる言葉ですね。

  8. 佐藤さん
    詩の解説、ありがとうございます
    飛躍がある方が詩に躍動感と深みが出ますね
    とても共感できます!

    解説を見た後に読むとまた面白いです

  9. 凪の静けさですか。拡がりがありますね。
    読み取れていなかったのかもしれませんが、
    あと、スパイスとして面白みがあったら完成なのかなと
    思いました。例えば、「も鳴か」として、グゥーって書いておけば
    モナカを食べているのかななんて思います。
    作品として成立しないと意味ないけどね。
    つきかつたら気にしないでくださいね。
    単なるシュールな先生の受け売りですので、
    ゴメンなさいね。

  10. 足立らどみさん も鳴かにグゥー。この飛躍は私の頭では思いつきそうにありません。私のテイストとは異なりますが、これはこれで面白そうです(>_<)

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