ほんとうのうそと

ほんとうのうそ
ほんとうのうそが
あきのしょうごすぎのやさしい
おひさまのひかりにすけている
うそは
どこまでいってもうそだが
あいてのためをおもってつく
うそは
やさしいうそかもしれない
かもしれないが
うそはやはりうそ
うそのうそ
うそのうそが
はるのゆうぐれどきのさびしい
くうきにほどけている
うそは
どこまでいってもほんとうにならないか
せんねんまえの
うそをほんとうだと
おもっている
ほんとうのうそ
ほんとうのうそは
ひとり
ひとり
そらへ
ほんとうのことを
言う

投稿者

新潟県

コメント

  1. “相手のことを思って”なんて台詞をよく耳にしますが、それでもやっぱり嘘は嘘。そんなの、身勝手な言い訳に過ぎません。俺が望むのはいつだって嘘偽りない真実です。

  2. @BENI
    さんへ BENIさん、コメントをくださいまして、ありがとうございます。
    そうですね、BENIさんの言う通りですね。この作品にも書いたように、嘘はやはり嘘ですよね。
    でも、嘘が相手を傷つける時もあれば、真実も時には相手を傷つける時もある。これも難しい複雑な問題になる場合がありますね。
    まあそういうことは、この作品では言っていませんが。

  3. 相手を傷つけない、ユーモアとペーソスのある嘘を想像してみました。「やさしいうそ」は、やさしい想像力かもしれませんね。

  4. @長谷川 忍
    さんへ 相手を傷つけない嘘、というのは場合によっては難しいことなのかもしれませんね。
    でも、長谷川さんが、ユーモア(上品なおかしみ)とペーソス(物悲しい感じ)の嘘を想像してくれて ありがたいです。ありがとうございます。
    長谷川さんが言ってくれたように、やさしい想像力という そういう想像力を持ちたいです。

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