夏の午後

はらはらと
舞い落ちるのはなみだ
真珠みたいにふくらんで
水晶のように流れ落ちた
だれかをこう夏の午後
うたたねのあとのためいき
魂の情動

もくもくと高なる雲たちと
少し青すぎた空は
ワンダーランド

夕立を告げる雷鳴に
あてどのない魂が

ただ、ふるふると
ふるえていた

いつもの場所であいましょう

また
きっと

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